なぜオリンピックはオワコンになってしまったのか?
平昌五輪、面白かったですね。
開く前は色々問題があって大騒ぎだったけど。
オリンピックって東京、リオジャネイロ、
今回の平昌だって問題続きで
「もう問題がないオリンピックなんて今後存在しない」
と思ったりする。
まぁ多大な犠牲を強いても
世界的に素晴らしいイベントなんだから、しょうがないっしょ
と思っていたら、候補地を立候補する都市どんどん減ってるやんけ!
なんでかというと開催費以前に
ぶっちゃけオリンピックの魅力が減ったから。
オリンピックはオワコン。
なぜこうなってしまったのか。
主な原因は以下の通りである。
1:インターネットによる個人主義の浸透
正直言うと、人気が低迷した大きな原因は
元も子もないが、
「日本含め先進国ではスポーツの人気が低迷しているから」
平昌関連で一番人気のあるyoutubeの動画が
「北朝鮮美女応援団」ってどうなのよ…
「最近の若者にスポーツの話題が全く通じないなー」
とたまに言ってくるオッサンの肌感覚は正しい。
え、でも近所のスポーツジム賑わってるよ?
ジョギングしている人多いよ?
と思うかもしれないが、最近人気があるのは
- ジョギング
- サイクリング
- ヨガ
等、いつでもどこでも一人で出来る運動であって
競技としてのスポーツではない。
なので、どこの国もサッカー、バスケ、野球などの
チームスポーツの人気は低迷しており参加率が低くなってきている。
(スポーツ大国ドイツですらチームスポーツへの参加率は低迷。)
しかも現代ではSNS等によって、
いつでもどこでも友人・知人とコミュニケーションできる。
そうなると
わざわざ集まってサッカーや野球をやる意味って何?
他人の時間奪うだけじゃん!
ってなる。
別に運動は一人でもできるし。
またサッカーや野球、バスケレベルの人数を集めるためには
常時どこかの地域コミュニティに所属しないといけない。
そういうのを最近の若者は忌避する。
これはスポーツなどに限った話ではなく、
麻雀や飲み会人気の低迷も主だった原因はコレ。
ただ気合を入れて面子を集めたとしても次なる課題が彼らを待っている。
2:若者人口が大都市に集中
「若者が東京などの大都市圏に集中している!!」
と日本の専門家が鼻息荒く地方創生を語るが、
ぶっちゃけこれは日本だけでなく、どこの先進国も一緒である。
どこも産業の空洞化で地方の工場とか潰れて
雇用が破壊されてるし、しょうがないね。
そうなると
「スポーツやろうにも場所ないじゃん!!」
という問題が発生する。
サッカー場や体育館どこにあんだよ!
あったとしてもいつも老人が占拠してるやん!
という問題。
近所のテニスコートを若者が使ってるところ見たことない。
(日本だけでなく欧米の若者の自動車保有率が低いため都心の施設に予約が集中する)
また、最近は
「子供を外で遊ばせておくと危ない」
という体感治安の悪化による親の意識の変化が拍車をかけている。
統計を無視した行動なんだけど。
これによって子供に積極的に体を動かすことをさせなくなった。
しかもアメリカとかはそもそも
「子供が自発的に集まって外で遊ぶ」
という文化は無いに等しい。
子供だけで家で留守番してたら児童虐待になる国だし。
子供の時から外で集まって遊んだりしないんだから、大人になっても
外で集まってスポーツしたいしないわな。
ちなみにeスポーツを五輪に取り込むのはこういう人たちの興味を引きたいから。
3:スポーツ観戦のスタイルの変化
スポーツに興味がある人でもリアルタイムで観戦する人は減っている。
スポーツに興味がある人が
どうやってスポーツを楽しんでいるかというと
- ネットニュースで結果を見る
- SNSで流れてくる数分程度の編集された動画を見る
- 重要場面だけ載せたハイライトのみを追う
「野球は見ないけど、なんJまとめは見る」みたいな。
なので2時間ひたすら走ってるのを見るだけのマラソンとか
全然人気ない。
今アメリカや欧米ではフィギュアスケートの人気も陰りがある。
つまり演技時間4分も長くて我慢できない。
なので1演技1分くらいで見れて刺激がある
スノーボードハーフパイプのような
飛んでクルクル回る
エクストリームスポーツが最近は人気である。
東京五輪でもスケボーとか増えるしね。
もうこれオリンピックじゃなくX-Game見ればいいんじゃ…
最早スポーツの魅力だけで売ることは難しいため
プロスポーツでは観客や視聴者にあの手この手でサービスしている。
メジャーリーグなんて外野でBBQしてるしな。
でも五輪にはそういうサービスはない。
純粋にスポーツだけがコンテンツ!
男らしい!
4:先進国の中間層没落
最後の大きな原因はグローバル化によって
先進国の中間層が没落して貧困層が増えたことである。
スポーツには金がかかるため、幼少期のスポーツ参加率は
貧困率が高まると低くなるという逆相関にある。
現にアメリカの貧困層の子供のスポーツ参加率は
ここ10年で10%以上下落しており、割と深刻。
さっきも言ったが
子供のことからスポーツに参加しないと
大人になってもスポーツには興味がない。
運動しない不健康な国民が増えたため、
アメリカ連邦政府がラジオ体操の位置づけの謎のダンスを作ったくらい。
(ヒップホップ調)
まぁポケモンGOの前に敗北したんだけど。
5:まとめ
今、メジャーリーグや海外サッカーの選手は
未だかつてないほど高年棒であるが
これは新興国のマネーが流れ込んでるからで、
欧米での人気が高まったわけではない。
(現にアメリカではメジャーリーグ離れが問題になっている。)
ではマイナースポーツだらけで資金流入が見込めない五輪で人気を復活させるにはどうするべきか。
総合的にみると、やっぱ『暇と金』っしょ。
というわけで東京五輪のために賃上げと休みください。お願いします。
聖闘士星矢でわかるイラン反政府デモが訴える不満
イランの反政府デモが話題ですね。
日本だとあんまり報道されてないけど、
CNNとかBBCだと北朝鮮よりトップニュースになってたりする。
日本のニュースは相撲の話題多すぎんよ。
で、みんなが思う疑問。
そもそもイランの人たち何に怒ってんの?
報道量もかなり少ないので、
イランで何が起きているか、わかりづらい。
そこで、イランの人たちの不満を以下の点で
聖闘士星矢を交えつつ解説する。
1:仕事がなくて給与が安い問題
まずイランの人口は年々増えている。
人口の60%近くが若者らしい。
(↓イランの人口の推移)
また女性の社会進出が進んでいるため、
就業者人口が年々3~4%ずつ増えている。
しかし就業者人口は増えても仕事は増えない。
なので失業率は高いままである。
(↓イランの失業率の推移)
またイランは他の中東の国に比べて教育環境が整っており、女性を含めた国民の教育水準は高い。
(↓イランの働く女性。イスラム教なので顔を見せられない)
しかし、高学歴な人を受け入れることが出来るだけの仕事はなく、肉体労働や単純作業の求人ばっかり。
つまり「雇用のミスマッチ」が起きている。
どっかで聞いた話ですね。
なんでイランの企業は高学歴な人を受け入れることが出来ないかというと以下の不安材料があるから。
・原油価格下落
イランの産業といえば石油。
海賊と呼ばれた男とかが開発した油田がイラン各地になる。
しかし原油の価格はここ数年、低迷しており、
イランだけではなく石油産出国は儲かっていない。
(↓原油価格の推移)
特にイランは設備が古く、他の国よりも掘るコストが高いらしい。
なので一段ダメージが大きい。
(↓イランの石油掘削設備と同じくらい古い聖闘士)
じゃあ新しくすれば良いじゃん!童虎も若返ったし!
と思うが、それが上手くいってない。
・アメリカの経済制裁の再開
2016年までアメリカはイランに経済制裁していた。
しかもトランプ大統領は経済制裁を再開しようとしている。
(まだするつもりないらしいけど)
米大統領顧問、トランプ氏に対イラン制裁の再発動回避を提言=高官 | ロイター
アメリカが経済制裁するということはヨーロッパや日本もイランに金が突っ込めない。
つまりこういうことになる。
イラン企業「原油価格下落しているから、もっと効率的に石油を掘りたい。」
イラン企業「でも金がないせいで設備が古くて効率化できない!!」
イラン企業「そうだ!欧米に投資してもらおう!」欧米企業 「経済制裁中だからできませーん!」
イラン企業「」
実際、数年前まではこんな状態だった。
今もいつ経済制裁が再開されるかわからないので
欧米企業は投資するのを躊躇している。
(↓再び経済制裁されても問題ないと言い張るイラン企業)
こんな状態なのでイラン企業は回復傾向にあるものの低調。
そこからはいつものお決まりのコース
イラン企業「せや!従業員の給料下げたろ!」
イラン企業「せや!若者新規雇用減らしたろ!」
しかもそんな状態で制裁による物資不足で価格が高騰。
イラン国民「ふざけんな!こんなにモノが高い状況なのに、こんな給料で生きていけるわけないだろ!」
どっかで聞いた話ですね。
これはイラン市民ブチギレますわ。
日本だとここで安倍首相とかを批判するところだが
イラン市民は政府に助けを求めることは出来なかった。
2:投票したい候補者がいない問題
イランには自民党や民進党のような大きな全国政党は実質存在しない。
しかし大きく2つに分かれてて
- 「イスラムの伝統を大切しようぜ!!!だから庶民たちは言うこと聞け!!」
という保守派(シンボルカラー:黄色) - 「イスラムの伝統とかいうエリート支配なんてクソくらえ!!これからは庶民の時代だ!」
という改革派(シンボルカラー:水色)
という2大勢力がある。
(↓保守派の筆頭の最高指導者ハメネイ師)
で、この2大勢力が主に選挙で戦うわけだが、
議会290人に対して1万2千人くらいが立候補するらしい。
でも最終的に本選に出るのは1万2千人から絞られて1100人くらいになるとか。
え、誰がこんなに絞ってんの???
答えは「監督者評議会」
6人のイスラム法学者からなる組織。
法学者っていうのは大司祭みたいなもん。
(↓監督者評議会の面々 最高指導者が選ぶ)
このイスラムの伝統から生まれた組織が、イスラムの伝統に沿わない候補者を排除している。
そして改革派が不利で、政府の都合の良い候補者ばっかになるのである。
つまり最終的に選挙する際に
イラン市民「現状に不満あるから改革派に票を入れるぞ!」
候補者A 「政府の言うことは全て正しい」
候補者B 「イスラムこそ全て。なので政府が正しい」
候補者C 「経済がヤバイからイスラムの伝統とか無視して海外から投資を呼び込みたい」イラン市民 「お!候補者Cええやん!こいつに入れたろ!」
監督者評議会「候補者C失格!」
監督者評議会「候補者Aか候補者Bから選べ!」
候補者A 「政府の言うことは全て正しい」
候補者B 「イスラムこそ全て。なので政府が正しい」イラン市民「入れるところないやん…」
(↓有力な候補者が消えて当選した保守派のデスマスク)
という事態になってる。
これはイラン市民キレますわ。
さらにコレをすり抜けて改革派が議会で法案を通しても
監督者評議会は法案を拒否できる。
つまりこういうこと。
改革派議員 「よっしゃ!議会で改革法案通したぜ!!」
改革派議員 「これでイラン経済も良くなる!」監督者評議会「はい、その改革法案無効ね!」
改革派議員 「」
(↓法案を差し戻す評議会議員)
詰んでるやんけ!!!
これはイラン市民ブチギレますわ。
3:払った税金を政府が外国にあげちゃう問題
でもそんな政府も税金で生活困窮者をなんとかしようとしてくれるんでしょ?
残念ながら、その税金の多くは今イランは外国に渡している。
現在、イランはサウジアラビアと絶賛喧嘩中であり、中東の覇権を争っている。
なので周辺国のイラクやシラクなどでサウジアラビアで代理戦争をしており、その地域に金を突っ込みまくってる。
カタールの断交はそんな綱引きの中起きた出来事。
そんな状況なので、生活困窮者はブチギレた。
「外国に税金渡すくらいなら、俺たちに使ってくれや!!!」
どっかで聞いた話ですね。
しかしイラン政府は隙を許せばイラクのように滅ぼされて終了というのがわかっているので手を抜けない。
アメリカが悪いよーアメリカが。
(↓イランに侵攻しにきたサウジアラビア派の兵士)
4:最後に
なんでイランで反政府デモが起きたのかというと
正直これしか不満を挙げる方法がないから。
監督者評議会とかいうジェダイ評議会なみの害悪。
で、先日デモが鎮圧されたらしい。
jp.reuters.com
逮捕者が3700人に上るとか。
留置所足りるんすかね。
(↓デモ参加者の一斉検挙)
しかし、こんだけ大規模のデモを起こされたら、
さすがにイラン政府も少しは政策転向するっしょ。
生活困窮者も救われるといいね。
最高指導者「デモはアメリカやサウジアラビアの陰謀だ!」
なぜノーベル平和賞は無意味になってしまったのか
ノーベル平和賞の授賞式が行われましたね。
今年受賞したのは、ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン。
上の記事で演説の全文が読める。
核兵器を国際法で禁止するという条約の、国連での採択に貢献したことが受賞理由。
日本は署名しなかったけど。
で、このノーベル平和賞、
- 最近数年の受賞者がオバマ前大統領やEU等の複雑な心境になる人選。
- 過去に受賞したアウンサンスーチー氏が現在、言論弾圧&虐殺というコンボを実行中。
- 具体的な成果がないのに期待を込めて若い女の子に賞あげちゃうジジババ采配。
等の微妙な行為により
賞自体の価値が地に落ちたと言われている。
もう話題性だけで選んでることバレバレだしね。
(プロ野球のMVPみたいな。)
実はノーベル平和賞は他のノーベル賞とは全く別モンで、
特殊な運用と決め方をしている。
ノーベル平和賞は誰がどのように決めているのか。
以下の点で説明する。
1:ノーベル平和賞の特殊性
ノーベル賞の授賞式は基本的にスウェーデンのストックホルムで行われている。
しかしノーベル平和賞だけは隣国ノルウェーの首都オスロの市庁舎で行われている。
これはなんでかというと
ノルウェーは歴史的にスウェーデンに支配されていた関係でスウェーデンと仲が悪く、たびたび小競り合いになっていたので
ノーベル「国家同士仲良くさせたいから平和賞だけはノルウェーで決めますわ」
と遺言を残したからと言われている。
そのせいでノーベル平和賞はノルウェー政府が作ったノーベル平和賞選考委員会が決めている。
このノーベル平和賞選考委員会が長い間、ブラックボックスだったが
情報化社会の前に情報が漏えいしまくりで最近、内情が暴露されつつある。
(↓ノーベル平和賞授賞式の様子。空間の使い方が贅沢)
2:誰が受賞者を決めてるのか
誰がノーベル平和賞受賞者を決めてるのか?
結論からいうと
たった5人によって決められている。
平和賞受賞者を決めるのはノーベル平和賞委員会
であり、この委員会は5人しかいない。
(↓受賞者を決めてる部屋)
どんな面子なのか。
現在はこの5人である。
ベリット・ライシュ=アンデシェン (委員長)
○経歴
ノルウェーの元官僚。
元法務省の政務次官。
退職後にノルウェー弁護士会代表を務めるバリバリの天下りおばちゃん。
ヘンリク・シセ(副委員長)
○経歴
軍事に関する学者。
ノルウェー防衛大学の教授。
平和にはやっぱ軍隊だね。(ニッコリ)
インゲルマリー・イッテルホーン
○経歴
ノルウェーの元政治家。
ノルウェー進歩党の大物で地方への財源を操っていると言われている。
トルビョーン・ヤクラント
○経歴
ノルウェーの元首相。
首相経験があるのに国会の議長も務めたこともあるという三権分立を真っ向から否定している英傑。
トーネ・ジョースタッド
○経歴
ノルウェーの人権活動家。
第二次世界大戦のシベリア強制労働でロシアには謝罪を求めてる政治臭漂うオバチャン。
全員ノルウェー人で
元政治家や官僚ばっかりやんけ!
ってことは2012年にEUが平和賞受賞した時に
ノルウェー政治家A「受賞者はEUでよくね? まぁノルウェーはEU入ってないけど」
ノルウェー官僚B 「いいんじゃないすか? まぁノルウェーはEU入ってないけど」
ノルウェー活動家C「EUは素晴らしい組織だしね。 まぁノルウェーはEU入ってないけど」
というやりとりだったと思うと寒気がしますなぁ。
3:ノーベル平和賞の選考プロセス
ではこの5人がどうやって選んでいるのか?
結論からいうと
推薦者から推薦された候補から決めている。
つまり、こういうこと。
推薦者 「この人がノーベル平和賞に適任ですよ?」
選考委員「いいんじゃね?」
推薦者 「やったぜ」受 賞 者 決 定 !!
コネ社会すぎませんか…。
で、カンの良い人なら気づいてるかもしれないが
数年前にノーベル平和賞選考委員会の内幕を暴露した内容によるとこういうことがあるらしい。
推薦者 「この人がノーベル平和賞に適任ですよ?」
選考委員「ノーベル平和賞をもらいたかったら…わかってるね?」
推薦者 「もちろん!山吹色のお菓子です。」選考委員「フッフッフ…おぬしも悪よのぉ…」
推薦者 「先生には叶いません」
選考委員「ハッハッハ!」受 賞 者 決 定 !!
賄賂やんけ!
今回の受賞した被ばく団体関係者も
受賞を目指している日本の憲法9条の護憲主義者も
このような金品の贈呈を行った疑惑がたびたび出ており、問題になっている。
本人たちはそのようなつもりはなくても、受賞すると得するような人が圧力を加えている可能性もある。
例えば今回の非核兵器キャンペーンは反原発に繋がるところがあり、石油関係者は得をする。
また、その逆の受賞を差し止める場合もあり、
ノルウェーの外務大臣が中国の民主活動家:劉暁波の受賞が
「中国を刺激する」として差し止めようとした事実も暴露されている。
選考委員を直接買収すると問題になるので
このような強力な影響力も持つ人物を買収するビジネスがノルウェーでは横行しているとか。
札束で買うノーベル平和賞。
4:最後に
平和を祈ったノーベルは今の状況をみてどう思うんやろなぁ…。
ちなみにそもそもなんでノーベルがノーベル平和賞を作ったかというと
ノーベルが惚れた女が平和活動家でその女性に賞を送りたかったから
と言われている。
ノーベルの壮大な童貞的行動。
(ノーベルは生涯独身)
なお盛大にフラれた模様。
私は平和主義者なので戦争なんてしません。
戦争なんてくだらない。
みんな落ち着いて、きのこの山でも食べて平和を祈りましょう。
え、たけのこの里のほうが美味しいだろ?
コードギアスでわかるサウジアラビアの粛清
サウジアラビアでのムハンマド皇太子による王族一斉逮捕が話題ですね。
サウジアラビアみたいな石油王の総本山みたいな国で何が起こっているのか。
日本はサウジアラビアと関係が深いのに
最近、ニュースが大相撲関連のニュースばっかで全然TVで報じてくれない。
なのでコードギアスを交えて以下の観点で説明する。
1:本当は金に困ってる石油王たち
「石油でウハウハ」なイメージのサウジアラビアだが実は最近かなり金に困っている。
詳しくは上の過去記事を参照してほしいが
簡単にいうと
- サウジアラビアは国民を税金で養っている。
- しかし人口はここ30年で3倍。
- 当然、出費が増える。
- しかし石油が安くなって収入が大幅ダウン。
- 貯金を1年で1割以上減らしている。
という状態。
アカン!このままでは不味い!金がなくなってしまう!
と国民全員も薄々感づいている。
なので王族も国民も思ってる事は「産業改革をしよう」。
今回の主役:ムハンマド皇太子もこの事は強く思っている。
(↓次期国王 ムハンマド皇太子)
しかし、サウジアラビアは民主主義でもないくせに
政府が政策を全く思い通りにできない。
なんで?王による独裁って意思決定早いんじゃないの?
銀河英雄伝説にそう書いてあったよ!
と思うかもしれないが、実はサウジアラビアは独裁とは言い難い。
(↓実はサウジアラビアの王はこういうのではない)
2:王族が多すぎて意思決定できない
なんで王族という親戚同士で喧嘩してんのよ。
親戚なんだから仲良くしなよ
と思う人もいるかもしれないが、
サウジアラビアの王族は1万人以上いると言われている。
http://jp.wsj.com/articles/SB11676616311145933555604583230570776439996
1人が10人以上子供を作るので
世代を重ねるたびに10×10×10…
と増えていく。
なんでこんなに多いかというと
一夫多妻制だから。
え?イスラムって妻4人までだから、そんなにポコポコ増えなくない?
と疑問に思ってる人も多いと思うが、
一度に妻にできるのは4人ってだけで、都度離婚/結婚を繰り返して10人以上囲ってる場合もある。
つまり「デッキ40枚で同時に手札に持てるのは4枚まで」的な。
(↓一夫多妻による継承者の乱立)
こんなに多すぎると何が起きるかっていうと
もちろん権力争いである。
神聖ブリタニア帝国皇帝の継承権争い的な。
相手を殺せば、自分が王になれる!
やったー!やりたい放題だ!
ってわけでもなく、
1万人近く王族がいると派閥がいくつかあり、
その中の有力者たちが全員納得できるように王は政策を考えないといけない。
(↓有力者のオッサン達の反対により、思い通りに政策を進められない皇太子)
有力者のオッサン達が全員納得とか進むわけないやんけ!
なのでサウジアラビアは一向として近代化が進まずに
未だに「レイプされた女性は斬首」
とかいうよくわからない風習が残っている。
保守的なのはそのせい。
次期国王のムハンマド皇太子はこのような風習はブチ壊したい。
でも王になっても有力者達のせいでできない!
どないしよ!!
ここでムハンマド皇太子はある策を思いついた。
ムハンマド皇太子「せや!有力者全員を殺せば良いやんけ!!!」
有力者達「ファッ!?」
ムハンマド皇太子「よっしゃ邪魔ものいなくなった!近代化や!」
ムハンマド皇太子「政府も金に困ってるから逮捕した王族の財産没収で補填や!」
ムハンマド皇太子「フハハハハ 90兆円も集まったわ!」
90兆円が凍結"サウジ王族内紛"の大混乱 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
ムハンマド皇太子「間違ってたのは俺じゃない!サウジアラビアだ!」
うーん、この反逆っぷり。
3:覇権国家としてのサウジアラビア
彼の野望を端的にいえば
アラビア半島周辺をサウジアラビア帝国にすること。
(↓影響のある国々)
なので以下のことをやったりしている。
・敵対国のイランに圧力
ムハンマド皇太子「イランやっぱ許せねぇよな。」
ムハンマド皇太子「しかもアメリカと核合意してるしなー」~トランプ大統領就任~
トランプ大統領「当選しました」
トランプ大統領「外交方針見直すぞ」ムハンマド皇太子「トランプ!イランとの核合意をやめろ!」
トランプ大統領「核合意やめるわ」イラン政府「は!?」
ムハンマド皇太子「やったぜ」
・カタールと断交
ムハンマド皇太子「カタールがイランと仲良くしてて気にくわない。」
ムハンマド皇太子「せや!断交して経済締め上げたろ!」~断交後~
カタール政府「地味にダメージ大きい。許してください。」
ムハンマド皇太子「なら、この条件飲んでね!」
カタール政府「うわ…私に突き付けられた条件ひどすぎ…」
ムハンマド皇太子「飲まないなら…わかってるな?」
カタール政府「」
・気に入らないレバノン首相を辞めさせる
ムハンマド皇太子「レバノン、もっと言う通り聞いてほしいなぁ」
レバノン首相「そう言われましても…」
ムハンマド皇太子「貴様は首相を辞めろ!」
レバノン首相「……」~翌日~
レバノン首相「殺されそうなので、首相やめます。」
なんやこいつ、悪魔かよ…。
こんな感じなので今、中東は一触即発である。
まぁ中東はいつでも一触即発な気がするが。
日本は今、原発の殆どが止まってるせいで石油依存になっている。
サウジアラビアで事が起きた場合は我々の生活にも直撃するで注視が必要だ。
また、ムハンマド皇太子の趣味は「アニメ視聴」の模様。
機動戦士ガンダム好きらしいので、中東の不安はサンライズのせいでは…
コードギアスも好きだと思うので、有り余る資金でコレを買ってどうぞ。
児童ポルノとは親による虐待と人身売買の記録
るろうに剣心の作者:和月伸宏先生が児童ポルノを所持していたらしくて大騒ぎですね。
この問題に対し
「児童を盗撮して、シコってるロリコンども死ねよ」
という反応が多く見受けられたが、
こういう人たちは大きな勘違いしている。
なぜなら児童ポルノの大半は変態が盗撮したものではなく
「親が金目当てに児童ポルノ製造業者に子供を売って撮ったもの」
であるからだ。
は??どういうこと??
と思った人が多いと思うので、以下の点で説明する。
1:児童ポルノ製造の実態
『児童ポルノ』という言葉の響きから
変態がカメラを持って「ぐへへへ」と言いながら盗撮する
といったイメージを持たれることが多いが実態は全然違う。
よくよく考えてみて欲しい。
ネットで探して金出せば、児童ポルノが手に入るこの状況で
わざわざ逮捕される危険を冒して盗撮しにいく馬鹿がそんなに多いだろうか。
そして流通しているものは盗撮した写真ではなく
AV女優が出ているAVやヌードグラビアを18歳未満の子供に置き換えただけ
というコンテンツである。そんなもの素人には撮れない。
それ何処でどうやって撮ってんのよ?
というとインスタ映えしそうなスタジオで被害児童の協力を得ながら撮っている。
なんで児童が児童ポルノ製造に協力してんの?
という疑問に対して勘の良いなら気づいたと思う。
そう、親の存在だ。
親自身が撮っているケースもあるが、
殆ど、親が児童ポルノ製造業者(映像製造会社)に子供を売り、出演させている。
子役をドラマに出させるのと同じ仕組み。
なんでそんな酷いことを!?
もちろん目的は金。
児童ポルノ製造に協力的な親は貧困層であり、
金欲しさに子供を児童ポルノに出演させるのだ。
つまり児童ポルノとは貧困家庭を食い物にした貧困ビジネス。
そして親による児童虐待と児童労働の産物である。
日本だとあまりイメージが湧かないかもしれないが
このような状態が横行しているのが旧ソ連の東欧の国々である。
特に「最貧国」モルドバの平均月収は一万円に満たないとも言われており、
貧困層は日給2ドル以下の仕事をしている。
しかし児童ポルノ関連ではこの5倍程度もらえるとも言われている。
また中国の農村部や東南アジアでは児童の人身売買が行われており、
その中で、児童ポルノが製造されている。
人身売買は誘拐などから始まるケースもあるが
多くのケースで児童の実の親が親戚や斡旋業者を通して、売る事から始まっている。
その場合、児童ポルノを撮る手順は以下の通り。
- 児童ポルノを撮る。
- 撮る価値がなくなった子から売春。
- それでも稼げなくなったら物乞い。
- 最終的には殺して臓器を売る。
この世の地獄かよ…。
ここまで読んで
児童ポルノ製造業者、マジで許せない!
業者を殺せ!!
と思った方々も多いと思う。
しかし世の中はそんな単純な事で解決しない。
2:なぜ児童ポルノは無くならないのか
こんな実態にも関わらず、なぜ児童ポルノ製造業者を撲滅できないのか?
それは児童ポルノが「比較的、安全で高収入」だからだ。
貧困の親が子供にさせる仕事は以下のものが多い。
- 物乞い
- 売春
- メイド
こういった仕事は人と接触するので、その分危険になる。
例えば売春やメイドだったら客に暴行・殺害をされるかもしれない。
児童ポルノを撮るだけだったら、客との接触はない。
また、こういった仕事は貧困国でやっても儲からないので
「外国に良い仕事があるから紹介するよ。」と言って子供を連れて行ったり、
人身売買をしたりして国外に送り込むブローカーが横行している。
そして先進国で
「誰かに家事してほしいけど金ないから格安でメイドを雇いたい」
と思ってる人に対して、貧困国から連れてきた子供を当てるのだ。
しかし言葉も通じないことも多く、問題が起きたとしても助けを求めるのが難しい。
一方、児童ポルノを撮るだけだったら客が多い先進国に子供を送る必要がないのだ。
(もちろん国外に連れて行く業者もいる)
親のいる自宅から児童ポルノを撮る撮影所に通い稼ぐ
というスタイルが確立してしまっている国もある。
「ちょっとバイト行ってくる」的な感覚で出来るのだ。
そんな状況なので
被害児童とその親からすると児童ポルノ製造業者は『人助け集団』に見える。
なぜなら
- 遠い国に連れていったりしない。
- 客に暴行されたりしない。
- 高い報酬がもらえる。
- 人身売買せずに済む可能性がある。
というプラス条件が多いからだ。
被害児童と親-児童ポルノ製造業者の関係が
お互い得をするWIN-WINになってしまっているため
摘発しても全く壊滅させることが出来ない。
また仮に児童ポルノ製造業者を全滅させることに成功しても
物乞いや売春、人身売買のブローカーがまた勢いを増すだけである。
こういった悪循環がずっと続いている。
3:児童ポルノ撲滅のための対策
供給側の児童ポルノ製造業者を全滅させるのは難しい。
じゃあ需要側を全滅させりゃ供給側も死ぬじゃん!
ということで児童ポルノの所持や購入も摘発する事になった。
和月伸宏先生が書類送検されたのはこの流れね。
この方法は一定の効果があるが、撲滅させることは出来ないと思う。
なぜなら所持が違法というのは覚せい剤も同一であるが撲滅は出来ていないからだ。
(しかも覚せい剤よりも製造コストが低いため、業者摘発は恐らくイタチゴッコになる。)
もっと大きな原因は『貧困』であり、ここを解決しないとどうにもならない。
児童ポルノは変態が行う変態ビジネスと矮小化せずに
貧困に伴う児童虐待&児童労働問題と認識し、貧困と向き合う姿勢が重要だ。
最後に
Q:中学や高校を舞台にしたエロゲーってダメじゃね?
A:アレは高校と大学の間にある『学園』を舞台にしたゲームです。
「報道の自由」を測定する基準とは何か
国連が「日本の報道の自由が損なわれている!」って懸念を発表しましたね。
体感的には
「連続殺人事件の被害者遺族が被害者名の発表を控えるように申し入れたのに、被害者名をデカデカと報道」
してるくらい、日本の報道界隈やりたい放題なのに
報道の自由が損なわれてるとは????
と大いに疑問を持った人も多いと思う。
【座間9人遺体】メディアが被害者の顔写真掲載、違法行為に該当も | ビジネスジャーナル
で、毎回言われるこの「報道の自由」
全世界で今72位らしいけど、
そもそもこれどうやって測ってんの?
日本人男性は大衆の面前で陰部をさらけ出せないから
「チ○チ○の自由」は0%!
とかそういうやつ?
かと思ったけど、そんなわけないよな
かなり気になってきたので
「報道の自由」について以下の観点で調べてみた。
1:「報道の自由」の測定方法
そもそもこの「報道の自由」とかいうフワフワ概念
どうやって測ってんねん。
答えは「アンケート」
(↓こんな奴)
報じられた記事とか番組との中身は一切評価してない。
アンケート結果だけで判断している。
ちなみに設問はこんなやつ
Q:民間メディアは国からの補助金に経済的にどの程度依存してますか?
1~10で答えてください。
(1は全く依存しないことを意味し、10は完全な依存関係を意味します。)
回答方法がガバガバすぎませんか?
これ絶対5とか6が多いパターンの奴や
で、こういう設問の累積ポイントが多いと報道の自由度が低いという事らしい。
メンタルヘルスチェックかよ。
他の質問は以下のようなもの
- 記者やメディアは、訴訟や専門家の指摘を恐れることで自己検閲を実施していますか?
- ジャーナリズムのための大学院教育は充実してますか?
- テレビ局やラジオ局などを創業する際、政府がそれを許可するプロセスは透明ですか?
これ、全部の質問にスッキリ答えられる学者いるんすかねぇ…。
なんとなく5とか6つけてない?
でここから、
- 色んな意見ちゃんと報道してる?
- 政治やスポンサーに配慮してない?
- 職場、働きやすい?
などの指標から計算して得点をだし、ランキングを作ってる。
うーん。心理学のガバガバ論文みたいな算出方法だな。
2:各国の評価
得点から各国への評価がつけられて以下の5段階に色分けされる。
- 良い (白)
- まあまあ良い (黄色)
- 問題あり (オレンジ)
- 悪い (赤)
- 非常に悪い (黒)
え、日本オレンジ(問題あり)やんけ!
なんでや!
と思った人のために公式サイトが選手名鑑みたいに評価つけてくれてるので
ざっくり翻訳して紹介すると
~日本の評価~
「安倍晋三の脅威」
まぁ概ね事実じゃね?
特定秘密保護法でまだ捕まった人いないけど。
というか、どの先進国も上記事項は似たようなものでは…
他のオレンジの国ってどんなこと書いてあるのよ?
・イタリア(52位)
~イタリアの評価~
「警察の保護下で」
- 5つ星運動などの極右団体支持者からの記者への暴力が増えている。
- 記者は自らの安全を守るために記事を書くことを躊躇している。
- 政治家、公務員を侮辱すると懲役6~9年の判決を受けて処罰される法律が施行された。
- やはりマフィアの影響力が強く、メディアがマフィアに支配されている地域もある。
え、これで日本よりも順位上なん?
そして予測していたとはいえ、やっぱりマフィア。
・ポーランド(54位)
~ポーランドの評価~
「メディアの自由と多元主義の危機」
え、これで日本よりも順位上なん?(2回目)
世紀末やんけ!
・モンゴル(69位)
~モンゴルの評価~
「名誉棄損と自己検閲」
え、これで日本よりも順位上なん?(3回目)
というか各国の評価、割と客観的で正しいな。
でも日本だけマイナスポイントなんかショボくない?
やっぱ、さっきのアンケートは雰囲気で答えているのでは?
3:自由は本当に損なわれているのか
ここまで来ると
という見方が正解だと思う。
じゃあ報道の自由は損なわれてないんだ!
マスコミやりたい放題やんけ!
というのはちょっと違うと思ってて、メディア関係者が息苦しくなってるのは確かだと思う。
なぜなら、スマホ等で社会が変革してしまったからだ。
インターネット登場以前は記者クラブや電波法などによって、ほぼ独占状態を謳歌していたので
何がニュースで、何がそうではないかを判断できるのはメディアの編集者だけだった。
例えば先日、日馬富士が暴行した事件で
暴行から数週間して事が発覚したが、現場には白鵬と鶴竜もいたらしい。
横綱が3人もいたら普通、番記者一人くらいはいて
何が起こったか知ってるメディア関係者はいたはずだ。
なのに、なんでここまで明らかにならなかったかというと
メディアの編集者が握りつぶしたから、と思われる。
このようにメディア、特に大手は政治や流行を操作することが出来て、神のように振る舞うことが出来た。
特に日本は他国に比べて大手メディアによる寡占が進んでおり、その傾向が顕著であった。
しかし今では、大手メディアは昔のような神通力を失いつつある。
(と言ってもまだ影響力は大きい)
流行はSNSで口コミで広まるものが多くなってきたし、
ニュースも全国民情報発信状態で殆ど隠せなくなってきた。
これがメディア関係者が息苦しくなってる正体で
「昔はよかった…」
というマイナス感情がアンケートに反映してしまったと思われる。
(神通力を失ったので政治家も企業も既存メディアを軽視し始めたし)
しかし、信頼できるニュースの情報源になりうるのは
現在でも大手新聞社、通信社などの既存メディアなのは確か。
昔のように誇りを取り戻して「報道の自由」を向上させるように頑張ってください。
そして私も昔の日本を見習って
5%の確率で性器を露出して
「チ○チ○の自由」を向上させるように頑張りたいと思います。
海外の自殺防止対策を比較してみた
座間市の連続殺人事件が話題ですね。
インターネットで自殺志望者を募って、
実際に会ったところを殺してバラバラにするとか…
90年代のサイバーパンク小説にこんな奴あったような。
で、今回のこの事件を通じて
TVや新聞などで
「国が自殺志望者のケアをしないからこんなことになるんだ!」
という声がチラホラ出てる。
そうした声から政府によるSNS規制を検討してるとか。
ちーがーうーだーろー(2017年流行語)
でも実際効果ある対策って何よ??
そこで気になって
他の国ってどんな自殺防止対策とってるのか?
をよく挙がる国を調べてみたので比較してみる。
1:フィンランド
この手の自殺防止の話になると必ず出てくるのがフィンランド。
フィンランドは歴史的に自殺率の高い国だったので、
1980年代にエヴァ・クースコスキ保健大臣(厚生大臣みたいなポジ)の主導で
大規模な自殺対策のキャンペーンを行った。
(↓エヴァ・クースコスキ)
このエヴァ・クースコスキというオバちゃんが何故、自殺対策に力を入れたのか。
それはかつて、夫が自殺で死んだからである。
結婚翌年に自殺!
スクールデイズ的な何か?
この時、夫の自殺を防げなかったクースコスキ氏は自殺撲滅を決意。
クースコスキ「オラァ!自殺原因を調べろや!」
学者&役人 「え…どうやって調べるんすか?」
クースコスキ「自殺者の遺族や関係者全員に話聴いてくるんだよ!」
学者&役人 「ファッ!? どんだけ手間かかるねん!」
クースコスキ「やれ」
学者&役人 「はい(マジかよ…自殺しよ)」
こんな感じで1500を超える自殺事例から数万人にヒアリングして数年かけて調査をまとめた。
その結果、自殺者の共通点がわかった。
当たり前やんけ!!!
この結果を持って対策を行った。
~対策~
政府「よっしゃ!アルコール依存患者と、うつ病患者を監視するでー」~結果~
統計「自殺者が30%減りました」
政府「やったぜ」~現実~
国民「ソ連崩壊やIT産業の成功で景気が良くなっただけだぞ」
医学書院/週刊医学界新聞(第2986号 2012年07月16日)
2:イギリス
イギリスの自殺者は日本の3割くらいであるが、
2000年ごろから対策を挙げている。
しかしイギリスは若者の失業率がやばく、20%近いと言われている。
また失業中の若者の約3分の1が自殺を図ろうとしていたという結果があるので
つまり国民の6~7%くらいは自殺を考えているという事。
特に男性の自殺者の割合は微増傾向で、国としても対策を打ちたい。
(↓自殺者の男女別人数推移)
政府も調査に乗り出した。
そこで自殺者の共通点がわかった。
ちーがーうーだーろー(2017年流行語)
~対策~
政府「よっしゃ!アルコール依存患者と、うつ病患者を監視するでー」
政府「しかしフィンランドのやり方じゃ生ぬるい」
政府「監視対象の家へ突撃訪問や!」~結果~
統計「自殺者がちょっと減りました」
政府「やったぜ」
統計「でも労働者層の自殺が増えてます」
政府「グローバル経済では国内労働者層は福祉にタカってキモいだけだから無視」~現実~
労働者「金ないわ 自殺しよ」
富裕層「低能は自殺するしか能がない」
政府 「それな」(本当にこんな感じの社説がイギリスの新聞に載ってた)
うーん、このブリカス
ちなみにイギリスは昔、法律で
「自殺したら死刑」
という法律がありました。
3:ニュージーランド
ニュージーランドも若年層の自殺率が高く、
全自殺者のうち、10~20代で80%近くになる。
なんでこんなことになるかというと
最大の原因は「いじめ」だと考えられている。
オーストラリア、ニュージーランドは平等意識が強く
「出る杭は打たれる」
という意識が日本以上に強い。
(『Tall Poppy Syndrome』と呼ばれる)
具体的には
- 誰かがみんなより少しでも成功したら、罵倒される。
- 小学校からずっと、いつもテストではいい成績を取る人は誰かにいじめられる。
- ちょっとみんなと考え方が違うとハブられる。
日本でもよく見る奴やん。
(↓マオリ族)
これも恐らく少数だからイジメられて自殺
って事だろう。
未来ある少年・少女たちが自殺すると世も末。
政府も調査に乗り出した。
そこで自殺者の共通点がわかった。
ちーが(以下略
~対策~
政府「よっしゃ!アルコール依存患者と、うつ病患者を監視するでー」
政府「特にマオリ族の自殺者が多いから重点的に監視するぞ」~結果~
統計「自殺者がちょっと減りました」
政府「やったぜ」~現実~
アジア人「ニュージーランドに移住しましたー」
国民 「は? ツリ目のクソども帰れよ」
アジア人「え… 自殺しよ…」統計「アジア人の自殺者が多いです」
うーんこのブリカスの系譜の国。
4:まとめ
どこも似たり寄ったりじゃね?
もうイスラム教みたいに禁酒薦めろよ。
ここまで来たら。
やっぱ自殺を防ぐのは金と健全な精神だな
健全な精神な精神をはぐくむために
三島由紀夫の本でも読もう。